[ 長編小説 ]
くずかごから酒場まで
|| 2015 || Kindle || 破滅派
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群像新人文学賞の2次選考通過作品を、初稿から7年がかりで全面改稿。スタイルをある程度確立した作品であると同時に、ある意味では足枷にもなっている長篇。
コンセプトと着想がすべてのような作品であるため、書き直して再応募する気はなく、2009年からはウェブで全文公開していた。以後断続的に改稿を繰り返し、このKindle版でひとまず打ち止めとした。
初期版との違いは、登場する固有名詞を全面的に刷新したことと、断章を減らしたこと。発表の経緯や改稿の変遷については「あとがき」にも記述しているので、そちらも併せてご一読いただければ。